プロジェクトS~回る寿司への挑戦~【たけきり】
2023.04.17
令和5年4月12日(水)
※某有名番組の歌とナレーションを想像の上、お楽しみくださいw
早朝7:00 自宅を出発し仕入れへ向かう。
場所は上天草、浅畑鮮魚店。ここの魚は本当に美味しい。
様々な旬の魚が、いけすの中を悠々と泳いでいる。
ウツボも泳いでいる。これも出したい!
目利きには自信がある。
その中でこれだと感じた1.5kgの真鯛を仕入れる。
立派な真鯛だ。まるまると肥えている。
絶対美味い、、、美味くないわけがない!!
男のテンションは、爆上がりだ。
・・・これは、寿司が食べたい利用者様の声を叶える
ユニット職員たちの挑戦の物語である。
~プロジェクト S~
職員たちはさっそく準備に取り掛かる。
ネタは鯛、アナゴ、玉子、鮭
胡瓜を飾り切り、アナゴの下準備、シャリ切りをする。
皆、手慣れた手つきで準備を進めていく。
そして、メインの鯛の解体ショーが始まった。
どんどん捌かれていく鯛。腹の中には、たっぷりと内臓脂肪が残っている。
間違いない。この身の弾力、脂の乗り、全部揃っている。
味は保証された。
3枚におろされた鯛を炙り(衛生上しっかり火を通しています)、シャリを握りその上に乗せていく。
握り寿司の完成だ。だが、これで終わりではない。
かつて不可能と言われた(言われてないw)ユニットでの回転寿司。
子供のプラレールを、ありったけ奪う大人。
子供から「ちゃんと返してよ!」と軽く怒られる大人。
必ず返す!男は誓った。
子供のプラレールを、良い年をした大の大人が試行錯誤し作成した回転寿司マシン。
回らない、回るわけがない。冷たい視線(実際は皆ワクワクw)を浴びる中
スイッチを入れる。
寿司は・・・
回った。(動画はInstagramにあります)
回る速度、見た目、ネタの良さ
まさに回転寿司だ。周りからは歓声が上がる。
早く食べたい、気持ちが先走り真っ先に手を伸ばそうとされる方
拍手をしながら見つめる方。視線は釘づけ。
職員・利用者様たちの夢が叶った瞬間だった。
美味しい!もっと欲しい!沢山の言葉と笑顔が溢れる。
この笑顔が見たかった、そんな声が嬉しかった。
次は何をやろうか?どんな事をしたら喜んでもらえるだろうか?
職員たちの挑戦はまだまだ続く・・・。
~プロジェクト S~
*感染対策行っております。