ひろやす荘

2026.07.09

火災時の避難訓練を行いました

こんにちは。
熊本県益城町の特別養護老人ホームひろやす荘です。

先日、7月7日の午後2時から、施設内で火災訓練を行いました。
今回は通所介護事業所(デイサービス)を火元と想定し、火元の確認から消火訓練、避難誘導までを職員一同で実施しました。

避難訓練の際のマニュアルは以下を参考にされてください。

避難訓練マニュアル(消防庁)

この訓練では、「なぜ介護施設で火災訓練が必要なのか」を、施設をお探しのご家族にもわかりやすくお伝えします。

介護施設で火災訓練が欠かせない理由は、大きく分けて三つあります。

1
すぐに避難できない方が多い

車いすや歩行がゆっくりな方が多く、「逃げてください」の声かけだけでは避難が完結しません。職員が一人ひとりに付き添う必要があります。

2
急な出来事に動揺しやすい方がいる

非常ベルの音や慌ただしさは大きな不安のもとになります。「大丈夫ですよ」と声をかけ、手を取りながら落ち着いてお連れする対応が求められます。

3
職員の少ない時間帯に起きるかも

火災はいつ起きるか分かりません。夜間など人数が限られる時間でも動けるよう、役割を決めて繰り返し確認しておくことが欠かせません。

こうした事情があるため、介護施設には法律で年に2回以上の避難訓練が義務づけられています。
施設では、そのうち1回を夜間を想定した訓練とすることが求められています。
これは「念のため」ではなく、施設で暮らす方の命を守るための、最低限の備えとして定められているものです。

ひろやす荘は平屋づくりの施設です。
そのため、階段を使わずに、各ユニット(暮らしの単位ごとに分かれたグループ)ごとにその場から外へ避難していただく形をとっています。
階段の上り下りがない分、車いすの方や歩行がゆっくりな方でも避難しやすいという利点があります。
一方で、それぞれのユニットが同時に安全に外へ出られるよう、職員どうしの連携や声のかけ合いが欠かせません。
今回の訓練でも、各ユニットの安否確認をどう素早く正確に伝え合うかが、あらためて課題として見えてきました。

実際に訓練に参加した職員からは、火元を正しくつかむことや、その場に応じた避難経路を選ぶことの難しさを感じたという声がありました。
だからこそ、日ごろから施設の配置図を頭に入れ、落ち着いて避難誘導を補助できるよう備えておく必要がある、という気づきにつながっています。
訓練は「うまくできた」ことを確認する場であると同時に、「本番ではもっと難しい」という課題に気づく場でもあります。

また、ひろやす荘では消火器の訓練に外部から講師をお招きしています。


専門の方から直接教わることで、火に向かうときは風上(風が吹いてくる側)に立つこと、そして自分の逃げ道を確保したうえで消火にあたることなど、実際の場面で役立つ基本を学びました。
自分たちだけで繰り返すのではなく、外部の目を入れることで、思い込みや癖に気づける点も大切にしています。

ここで、施設をお探しのご家族が抱えやすい不安についても触れておきます。
「もし火事や地震が起きたら、うちの親はちゃんと避難させてもらえるのだろうか」。
これは、多くのご家族が口にされる心配です。
訓練の記録がきちんと残されているか、避難にどれくらいの時間がかかったか、こうした点は施設の安全への姿勢をはかる目安になります。
施設を見学される際には、避難経路や訓練の頻度について遠慮なくお尋ねいただくことを、私たちはむしろおすすめしています。

ひろやす荘では、施設の見学を随時受け付けております。
「まずはどんな場所か見てみたい」という段階でも大丈夫です。
避難への備えを含めて、実際に足を運んでご確認いただくことが、いちばんの安心につながると考えています。
お気軽にお問い合わせください。

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「どんな場所か雰囲気だけ見てみたい」というだけでも大歓迎です。

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